SOFT DARTS WORLD CHAMPIONSHIP THE WORLD

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雑観記事 -THE WORLD 2018 STAGE 1-

今年は半分以上のステージを優勝で飾りたい

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レオナルド・ゲイツ。現役ソフトダーツプレイヤーの中で、最もご機嫌なプレイヤーのひとりだ。リズミカルなスローイングやプレイ中にダンスを披露するなど、躍動感のパフォーマンスでオーディエンスを沸かせるプレイヤーである。
「観客を意識してダンスをしているかって? 観客は全く意識してないってわけじゃないけど、ノッてくると自然と身体が動くんだよ。それにダンスをすることでリラックスできるから、私の場合はダーツに良い影響を与えていると思う」
ゲイツは、5月13日(日)アメリカ ラスベガスにて開催されたTHE WORLD 2018の開幕戦で優勝し、開幕ダッシュに成功した。
「今年はGRAND FINALに出場したいね。それに半分以上のステージで勝つことを目標にしている。それが今のモチベーションなんだ」

ホーム開催を追い風に力を発揮したアメリカ人選手たち

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ゲイツの優勝に加え、今回は開催国のプレイヤーの活躍が目立った。上位4名中3人がアメリカ人だった。

優勝:レオナルド・ゲイツ(USA)
準優勝:ポール・リム(シンガポール)
BEST 4:ケビン・ルーク(USA)
BEST 4:アレックス・レイズ(USA)

レイズは準決勝でリムに敗れたものの、STAGE 1(準々決勝以降)でレーティング18.26を記録するなどプレイデータの数値は高く存在感をアピールした。THE WORLDの中でもトップクラスを誇るその安定感とシュート力で昨年に引き続き今シーズンの活躍が期待される。
ルークはTHE WORLDでは目立った活躍こそないが、自国アメリカでは知る人ぞ知るベテランプレイヤーだ。
そして準優勝という好成績を収めたのはリム。今回もベテランの力を見せつけた。THE WORLDの中でも数年を通して、最も安定感のあるプレイヤーであることは間違いないだろう。

ハイレベルな世界選手権

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今回のSTAGE 1は、SUPER DARTS王者の村松治樹(日本)にPDCプレイヤーであるジャスティン・パイプ(イギリス)など大物プレイヤーも参戦。村松はベスト8、パイプはベスト32で敗退するなど、非常にハイレベルな大会となった。
「世界の強豪たちが顔を揃えるだけではなく、彼らは年を重ねるごとに力をつけている」と評するリムの言う通り、この世界選手権で勝利するのは年々難しくなってきているのは確かなようだ。

プレイデータを公開

2018シーズンより、試合の詳細なプレイデータをランキング形式で閲覧できるようになった。STAGE 1 で、BEST 8に進出したプレイヤーたちのレーティングや01ゲーム、クリケットの平均スタッツなどの試合データからトッププレイヤーたちのスキルの高さを確認できる。THE WORLDのレベルを数値で客観視することで、より楽しむことができるのではないだろうか。

>>プレイデータは公式Webサイトより

次回STAGE 2は、6月17日(日)フランスのラ・ロシェルにて開催する。公式WebサイトよりLIVE中継を実施予定。