THE WORLD 2014の開幕戦が、4/5(土)、マカオで開催された。
今年で4年目のシーズンを迎えるこの世界最高峰のソフトダーツ・ツアー・トーナメント。イギリスのエイドリアン・グレイが初優勝を飾り、開幕スタートダッシュに成功した。
グレイは、今回でTHE WORLDの出場は5回目。グレイに関して特筆するべきは、出場した全ステージ、ベスト16以上の記録を維持しているという安定感である。
本大会では、要所を押さえた勝負強いダーツを見せ、フィリピンのクリスチャン・ペレスをはじめ、クロアチアのボリス・クリチュマーや、日本の江口祐司や橋本守容などの強豪を押さえ、強豪ひしめく開幕戦の勝者となった。
グレイは今回の優勝で、年間ランキング1位候補のひとりに浮上した。THE WORLDの上位ランク常連になれるか今後が楽しみな選手である。
ペレスやクリチュマーを筆頭に、橋本やタナワット(タイ)、ランドル・リー・バンデルセン(アメリカ)など、昨年末のGRAND FINALで好成績を収めたプレイヤーの活躍が、STAGE 1の上位にランクインしている。
一方、GRAND FINALの優勝経験者たちのポール・リム(シンガポール)、鈴木猛大(日本)、そしてローレンス・イラガン(フィリピン)はそろってベスト32。次回STAGE 2では、ビッグネームたちの活躍も期待したい。
次回、STAGE 2は6/15(日)にフランスのラ・ロシェルにて開催。