THE WORLD OFFICIAL RULES
用語
- レグ(LEG):1試合内の各ゲーム単位
- ラウンド(ROUND):1人最大3投の投げ番(ターン)
- コーク(CORK):ブル中心に近い方が勝つ先攻決定投
- ラウンドロビン(Round Robin):総当たり方式
- シングルエリミネーション(SKO):負けたら敗退のトーナメント方式
1. 大会公式マシン/設置寸法
公式マシン:ダーツライブ3 / ダーツライブ2
スローライン最前面〜インナーブル(斜め):299.1cm
2. ダーツ規格
- 全長:ダーツ1本あたりの全長は30㎝を超えないものとする。
- 重量:ダーツ1本あたりのセッティング総重量は25グラムを超えないものとする。
- チップ:全てプラスチック製のみとする。
3. スロー(足/位置のルール)
- ダーツのスローはプレイヤーの片手から1投ずつとする。
- スロー前、ダーツの狙いを定めている際、プレイヤーのどちらか一方の足はフロアについていなければならない。
- プレイヤーは足がスローライン上を含めてその後にある限り、プレイエリアのどこからでもスローできる。
- スローラインの左右両側により外側に出てスローをおこなう場合にはスローラインの延長線より後からスローをおこなうものとする。
- ダーツをスローする際、足がスローラインからはみ出さない限り、プレイヤーの上半身がスローラインにかかっていたり、超えていたりしても良い。
- ダーツをスローする際、プレイヤーはスローラインより前に出てはならない。また、最後のダーツのスローまでプレイヤーの両足はスローラインの後ろになければならない。
- その他スローに関する判断はWSDAの判断を正とする。
- それぞれのラウンドで、1プレイヤーにつき3投までのスローが可能であるが、状況によっては3投全てのスローが求められるわけではない。
- 意図的なプレイの遅滞をまねく行為、対戦相手の妨げとなる行為もしくは最終的に遅滞や妨害につながる行為は全てルール違反とみなし、処分対象となるものとする。
4. プレイヤー交代(重要)
プレイヤー交代の定義は、使用しているマシン機種によって異なる。
(1)ダーツライブ3の場合
- プレイヤーは自分のスローが終了したら、ボードからダーツを抜き、スローラインの後ろに戻る。(これを"プレイヤー交代"とする)
- プレイヤー交代中にスローされたダーツは得点として換算されず、再スローは認めない。
- その他、マシン不具合、対戦相手による過失等、本人の責任によるものではない事象については再スローを認める。
(2)ダーツライブ2の場合
- プレイヤーは自分のスローが終了したらチェンジ・ボタンを押し、スローラインの後ろに戻る。(これを"プレイヤー交代"とする)
- プレイヤー交代中(画面上にREMOVE DARTSと表示されている間)にスローされたダーツは得点として換算されず、再スローは認めない。
- チェンジ・ボタンが押されていない状態でスローした場合、原則としてダーツが刺さったままの状態であればスコアとして換算され、はじかれたダーツに関しては再スローを認める。
5. ゲームルール(01 / CRICKET / COUNT-UP)
(1)01ゲーム
- 最初に正確にスコアをゼロにしたプレイヤーを勝者とする。
- ブルはアウターブル、インナーブルともに50点として計算される。
- THE WORLD では「701」が採用される。
- INオプションは「Open IN」、OUTオプションは「Master Out」とする。
- 両プレイヤーが01ゲームでフィニッシュできなかった場合は両者のスコアに関わらず、コークをおこない、センタービットにより近いプレイヤーの勝利とする。(そのコークにはスローと同じ順番が適用される)
(2)CRICKETゲーム
- CRICKETゲームは「STANDARD CRICKET」が採用される。
- ボード上でダブルとトリプル枠の間とアウターブルとトリプル枠の間はそこに書かれている数字の15から20までが点数となる。ダブル枠の中の得点はその数字の2倍になり、トリプル枠の中の得点はその数字の3倍となる。ブルはアウターブルの中が25点、インナーブルの中が50点となる。
- ひとつの箇所に3本入れることでその場所を占有することができる。さらに本数を入れることで1本に付きその箇所の数字を点数として加算できる。しかし相手がその箇所に3本入れた場合は双方無効となり、以後点数が加算されることはなくなる。すべての箇所を占有した時点もしくは20ラウンドを終了した時点で、点数が多い方が勝者となる。
- CRICKETゲームでフィニッシュ出来なかった場合は、獲得した点数の多いプレイヤーの勝利とする。 獲得した点数が同じ場合はコークをおこない、センタービットにより近いプレイヤーの勝利とする。(そのコークには同じスロー順が適用される)
(3)COUNT-UPゲーム
- ラウンド数は8ラウンドとする。
- ブルはアウターブル、インナーブルともに50点として計算される。
- 8ラウンド終了時点で得点の高い方がゲームの勝者となる。
6. コークとゲームの先攻・後攻
コーク
- プレイヤーはそれぞれブルに向かってスローし、ブルの中心に近い方がコークの勝者となる。
- コークのスロー順はダーツライブ3、もしくはダーツライブ2のコイントス機能によって決定される。
- それぞれのプレイヤーの第1投目でコークの勝者が決まらない時は、スロー順を逆にして第2投目をおこなう。
- スローしたダーツが跳ね返ったり、ボードから落ちたりした場合、再度スローものとする。
- コークの勝者が決定するまで、すべてのダーツはボードから抜かない。
- 最初のプレイヤーのダーツがブルの中心に刺さった場合のみ、次のプレイヤーがスローする前にダーツを抜くものとする。
- 後攻プレイヤーのダーツにより、先攻プレイヤーのダーツが落下した場合は、先攻プレイヤーは再度コークをおこなう。その際、後攻プレイヤーのダーツを抜くことは出来ない。また、後攻プレイヤーのダーツも落下した場合は、再度コークをおこなうこととする。
ゲームの先攻・後攻
THE WORLDは「先攻固定ルール」を採用する。
- コークの勝者が第1レグの先攻・後攻を選択することができる。
- 第2レグ以降は、ゲームの勝敗に関係なく先攻と後攻が交互に入れ替わる。
- 最終レグは再度コークをおこなう。コークの勝者が先攻もしくはゲームの種類を決める。
- 誤って先攻後攻が入れ替わってしまった場合、状況に応じて以下対応をおこなう。また、発覚した時点で必ずコントロールにてWSDAの指示を仰ぐものとする。
- (1)1ラウンドが終了した場合:スロー順は変更せず当該レグを進行する。また、それ以降のLEGは入れ替わった順番のままで試合をおこなう。
- (2)1ラウンド終了前に上記の事象が発覚した場合:当該レグを最初に戻し、再ゲームをおこなう。
7. 誤得点(マシン誤作動)の扱い
修正はダーツが刺さったままかつプレイヤー交代前に、両者合意でおこなう。
交代後・相手が投げ始めた後は修正不可。
刺さらず落下した場合はマシン反応優先。反応しなければ得点なし/再投なし。
(1)ダーツライブ3の場合
オプション「リバースアプレイヤー」を選択しスコアを修正する。
(2)ダーツライブ2の場合
オプション「Reverse-A-Round」を選択しスコアを修正する。
8. レフェリーの権限
- レフェリーはWSDAが選出し、試合進行に関わる権限を有する。
- プレイヤーはレフェリーの指示に速やかに従わなければならない。
- レフェリーはルール違反またはそれに準じる行為に対し、プレイヤーへ注意することができる。
9. ルール違反
以下はルール違反として扱う。なお、最終的な判断はWSDAがおこなう。
- 対戦相手や試合中のプレイヤーへの妨害行為
- 意図的な遅延行為(またはそれにつながる行為)
- スローラインを越えたスロー
- スコア修正の意図的拒否
- レフェリーの指示・注意の無視
- 泥酔と判断されたプレイヤー
- 暴言・暴力をおこなったプレイヤー
- その他WSDAが適切でないと判断した行為・言動
10. 罰則
ルール違反があった場合、WSDAスタッフにより罰則が科される場合がある。罰則は以下を含むが、これに限らない。
- ラウンド/ゲームの剥奪
- 試合の剥奪、当該トーナメント出場停止
- 以後開催されるトーナメントの出場停止
罰則の最終判断はWSDAがおこなう。
罰則適用時、エントリーフィーの返金はおこなわれない。
1大会中にレフェリーから3回以上注意を受けた場合、失格となる場合がある。
11. マシン不具合/停電
- 停電等で中断し再開が必要な場合、両者合意のもとレフェリーまたは大会スタッフが復元する。
- 復元不能の場合は、そのレグをリセットして再試合とする。
12. その他
本ルールに定めのない事項、または本ルールの解釈に疑義が生じた場合については、大会の円滑な運営を目的として、WSDAスタッフが公平性を考慮のうえ判断し、その決定を最終判断とする。