SOFT DARTS WORLD CHAMPIONSHIP THE WORLD

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TOP コラム Feature Story - Paul Lim -

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目標は前人未到のGRAND FINAL再制覇

"レジェンド"の異名をもち、世界中のダーツファンの注目を集めるポール・リム。
その伝説は、決して過去のものではなく、いまもなお新たなページを刻み続けている。

「世界各国の強豪が顔を揃えているだけではなく、彼らは年を重ねるごとに力をつけているので本当に優勝するのは簡単ではないですね。それにどのステージでも、その日調子が良く勢いに乗ったプレイをする選手が出てきます。そのような選手と対戦すると、自分のダーツができず負けてしまうことも多々ありますね」

8/14(日)に台北で開催されたTHE WORLD 2016 STAGE 3で、約4年ぶり、自身3度目となるステージ優勝を成し遂げたリムは、THE WORLDで勝つ難しさを語る。前回、ステージ優勝したのは2012年のSTAGE 1。以来、決勝戦に6度進出を果たすも、あと一歩が届かず優勝を逃していた。とはいえ、2013年においては年間チャンピオンを獲得。その他のシーズンも年間ランキングでは必ずTOP 5にランクインしているリム。優勝せずともこれほどまでに素晴らしい戦績を残していることが、誰よりも安定した強さをもつことを裏付けている。

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昨年のSUPER DARTS 2015の制覇に加え、4年ぶりのステージ優勝と、さらなる栄光を築きはじめたリムの次なる目標はGRAND FINAL。

「もう一度、GRAND FINALで優勝することが目標です。そのためにも、まずは年間ランキングでTOP 8にランクインして出場権を獲得しなければなりません。残りのステージも全力を尽くし、必ずGRAND FINALに出場します」

いまだかつて、GRAND FINALを2度制した選手はいない。2011年の優勝者であるリムが再びGRAND FINALを制したとき、"レジェンド"の名はさらなる輝きを放つことになるだろう。

年間ランキング4位に急浮上

▼年間ランキング順位
順位名前
1ボリス・カリチュマー
2アレックス・レイズ
3レオナルド・ゲイツ
4ポール・リム
5パク・ヒョンチョル

GRAND FINALへの出場、そして優勝を目標に掲げたリムだが、STAGE 3での優勝を経て現在は年間ランキング4位にランクイン。3位のレオナルド・ゲイツや2位のアレックス・レイズばかりか、首位のボリス・カリチュマーにまで手が届くところまで迫ってきている。残り2ステージの結果しだいでは年間チャンピオンへの返り咲きも十分あり得るだけに、ますます今後の展開が気になるところだ。

終盤戦に差し掛かった大事な一戦となるTHE WORLD 2016 STAGE 4。
9/11(日)のLIVE生中継は絶対に見逃せない!