今年12月に開催されるTHE WORLD GRAND FINALの出場権を賭けたトーナメントPREMIUM STAGEが、8月27日（土）に日本で開催された。
今回はメーカーの垣根を越えたプレイヤーが参戦したことでも話題を呼び、大会会場は多くのオーディエンスに囲まれた。
その日、優勝を決めたのは以下の二人。
・OPEN DIVISION：小野恵太
・LADIES DIVISION：川上真奈

最後の144は忘れられない数字に

小野は、2012年シーズンのSTAGE 3で以来、2度目の優勝。2014年・2015年の年間ランキング1位のボリス・カリチュマーを決勝で破っての優勝は値千金である。
小野は最終レグ後攻で、本日調子の良いと本人が語る701を選択。先攻のカリチュマーをジリジリと追い上げ、のこり144。
勝負の第5ラウンドでカリチュマーが60を残し、後攻の小野がBULL-T18-D20で見事にフィニッシュした。
優勝者インタビューで小野は興奮気味に語った。
「ボリスと初対戦でした。今日は701の調子が良くそのおかげで勝ち上がっていたので、最後も701をチョイスしました。最後の144は忘れらない数字になると思います！」

初のレディース、川上が決める

一方LADIES DIVISIONで優勝した川上は佐々木や西口といった強豪をおさえて優勝した。勝利者インタビューでは、川上も興奮さめやらぬ状態で勝利の感想を言った。
「疲れました（笑）。西口選手とはよく対戦しますが、今日は負けたら仕方ないと思い切って、楽しみながら投げました！」

今回の結果により、小野は12月に開催するTHE WORLD GRAND FINALへの出場権を、川上は同大会の出場をかけたWILD CARD TOURNAMENTへの出場権を獲得した。

GRAND FINAL出場権をかけた戦いに注目

小野がGRAND FINALの出場権を獲得したことで、WILD CARD TOURNAMENTからの出場枠が8人から7人になった。
そのためGRAND FIANL出場権を与えられる年間ランキング8位ラインの争いがますます熾烈になることは間違いないだろう。
THE WORLDのレギュラーステージも残すところあと2戦。
次回STAGE 4は9月11日（日）。GRAND FINAL出場を賭けた戦いを韓国よりLIVE中継。お見逃しなく。