SOFT DARTS WORLD CHAMPIONSHIP THE WORLD

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雑観記事 -THE WORLD 2017 STAGE 4-

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8月19日(土)、日本を代表するソフトダーツのビッグイベント「日本ダーツ祭り 2017」と同時開催という形で、THE WORLD 2017 STAGE 4が開催された。
“PREMIUM”と銘打たれた今大会には、普段はTHE WORLDに出場していない強豪選手も数多くスポット参戦。いつも以上に激しい戦いが繰り広げられることとなったが、THE WORLD常連のアメリカのレオナルド・ゲイツが優勝し、2017シーズン後半戦に向けて勢いをつける最高の結果を残した。

“PREMIUM”な1日を盛り上げた日本の雄

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今大会限定の出場条件の緩和により、日本の強豪選手が一斉に顔を揃えることになったまさに“PREMIUM”なSTAGE 4。
SUPER DARTS 2017の覇者であり、昨年度のPREMIUM STAGE優勝者である小野恵太もスポット参戦し、その活躍が期待されたが結果は決勝トーナメント1回戦で敗退。スポット参戦した選手のなかで、この日最もTHE WORLD勢を恐れさせたのは浅田斉吾だ。
浅田は、その人気と実力を認められSUPER DARTS 2017にも参戦した日本屈指の選手。決勝トーナメント1回戦から圧倒的な強さで勝ち進み、本年度の国内プロツアーJAPANで現在年間ランキング1位の村松治樹やTHE WORLDでも活躍する榎股慎吾などのトッププレイヤーを降し、準決勝へ進出。準決勝ではゲイツと最終レグまでもつれ込む接戦の末敗退を喫したが、その実力を存分に見せつける試合を繰り広げファンを熱くさせた。

BULL1本が勝敗を分けた決勝戦

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年間ランキングでトップを走るポール・リムや2位につけるハリス・リムをはじめ、ハイランカーが次々と姿を消す波乱の展開の中、決勝進出を果たしたのはレオナルド・ゲイツとフィリピンのローレンス・イラガン。両者とも2015シーズン以降、優勝から遠ざかっていた選手同士の対決となった。
ゲイツの先攻で幕を開けた決勝戦。レグ1は1本もBULLを外さない完ぺきなプレイを続けたゲイツが、ラウンド5で残り101点をBULL-S1-BULLと決めてフィニッシュ。イラガンに一切のチャンスを与えることなくリードを奪った。
続くレグ2はイラガン、レグ3はゲイツと、ともに先攻の利を崩さない展開でレグカウントは2-1に。
ゲイツが優勝に王手をかけて挑んだレグ4は、どちらもBULLを外さない手に汗握るゲームが繰り広げられることとなった。
迎えたラウンド5。先攻のイラガンが残り101点のフィニッシュにトライするものの、BULL-S1と決めた直後の3本目はS17に。同じく101点を残していたゲイツがレグ1と同様にBULL-S1-BULLと決め、STAGE 4の制覇を果たした。
その瞬間、まさに決勝戦に相応しいハイレベルな攻防を繰り広げた両者に、観客から大きな歓声が送られた。

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今大会で印象的だったのが、ゲイツやイラガン、そしてBEST 4にランクインした香港のロイデン・ラムなど、かつてTHE WORLDであたりまえのように年間チャンピオン争いに顔を連ねていた選手たちの活躍だ。
今回はゲイツがランキング5位にランクアップした以外は上位ランキングに大きな変動はなかったものの、残す2ステージは波乱の展開が予想される。
2017シーズン優勝を逃していながらも、6位にランクインしているボリス・カリチュマーの動向も気になるところだ。
終盤に向けてますます盛り上がりをみせるTHE WORLD 2017。注目のSTAGE 5は、10/22(日)にマレーシアで開催。
DARTSLIVE.TVのLIVE中継をお楽しみに。